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■人は歩き疲れた時、木の切り株のような高さのあるものを探し、腰をかけます。べた座りしたのでは、下半身の血流が滞り、体力の回復にならないことを本能的に覚えているからです。同様に、お湯の中でも、腰かけた入浴は下半身からの循環も良くし、疲労の回復に大いに役立ちます。加えて「半身浴」の効果もあり、この「半身浴型腰かけ入浴」は、みなさんの入浴習慣にしていただきたいお風呂の入り方です。
■「半身浴用 湯のいす」はお湯の中に安全に沈み、しかもグラつかないお湯の中の腰かけです。腰をかけていてもお尻の下から簡単にずらせますので、はずして、ザブンと肩までつかったり、また、腰かけたりと自由に利用できます。また、体を斜めにし、湯ぶねに背もたれすると、心肺部のある上体の表面だけがお湯から出て、健康増進に大きな効果があります。
肩までつかる全身浴は、急激に血液粘度を上昇させ、水圧によって心肺にも大きな負担をかけます。このような入浴法を見直す中で、上半身に負担をかけず、湯冷めもしにくい半身浴の入浴を、日常の習慣とする方が増えています。半身浴は心肺部への負担が少なく、下半身からの血液循環が行われ、体調を整えるのに効果があります。
